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妊娠中の歯科治療

 

胎児のことを考えると歯科治療を受ける際には、心配になるものです。

基本的には、妊娠4か月から7か月の安定期に歯科治療を行うのが、より安全とされていますが、それ以外の時期でも応急処置程度なら問題はありませんので、積極的に受診されるようお勧めします。

また、できれば産婦人科の主治医と事前にご相談されておいたほうが良いでしょう。

 歯の痛みを辛抱しているとそのストレスの方が、胎児にとって良くないこともありますし、

ひどい虫歯や歯周病になると、血流を伝わって胎児に悪影響を与えるともいわれています。

 診査診断に欠かすことのできない歯科レントゲン撮影による影響は、そもそも線量が少ないうえ、

直接子宮に当てるわけでもありませんので、撮影時に散乱線を防ぐ意味でも防護エプロンを前後2重に用いれば大丈夫です。

 また歯科麻酔についてもほとんど問題ありません。

むしろ麻酔なしで痛い思いをするストレスの方が、母体や胎児に悪影響を及ぼします。

そして薬品による影響ですが、必要最小限に限って処方しています。

歯科医師の指示を守って頂けるならまず心配はいりません。

 とはいえ、蚊取り線香でも気にされる方がおられるくらいです。

歯を削る音や恐怖心によるストレスなど受け取り方にも個人差はありますから、最終的にはご本人の判断にお任せするしかないのが実情です。

 

 

妊娠中…たばこやお酒の影響は?

①たばこについて

 おなかの赤ちゃんのために、妊婦は無煙な環境で過ごすべきですが、ご自身の健康にとってももちろん禁煙は重要です。胎児に対する妊婦の喫煙の危険性は

・流産率の増大 ・奇形率の増大 ・低体重児の増加 ・早産率の増大など

いい影響は全くありません。

 たばこは、ガンや循環器疾患を引き起こす危険が高まるだけでなく、口の中では早期の歯周病発症や重症化などがあげられます。

 また喫煙は、女性にとっては大きな敵!!

顔面の皮膚にも影響があり「しみ」「そばかす」ができやすくなるんです。美容上の問題もあり、黒ずんだ歯茎になるのも喫煙者の特徴です。でも、「禁煙」によってピンク色に戻っていきやすくなります。

②お酒について

 妊娠中のお酒は、アルコールが胎盤を通して赤ちゃんに運ばれることになり

「胎児性アルコール症候群」といって、目・鼻・口・心臓・腎臓・性器・皮膚・脳などに様々な異常のある胎児が生まれやすくなります。今のところ飲酒量と病気の関係は分かっていませんが、

「妊婦に安全な酒量はない」とお考えを。

授乳中も同様です。