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自分でできるドライマウスの対処法
口の中が粘つく、口臭が気になる、口内が乾燥するなどの症状はありませんか?
加齢などの影響で唾液量が減る「ドライマウス(口腔乾燥症)」が疑われます。
最近では高齢者だけではなく、不規則な食生活やストレスなどの影響で中高年の方も増えています。
ドライマウスの原因には加齢のほかに糖尿病、腎不全などの内疾患、内服薬の副作用など様々です。
ドライマウスによって唾液の分泌量が減ると、唾液の持つ浄化・再石灰石化などの働きが弱まります。
そのため、虫歯になりやすくなったり、口臭がきつくなることがあります。入れ歯が密着せず、装着感が悪くなることも。
ドライマウスを改善するためには、
▽よく噛んで食事をする
▽デンタルリンスや保湿剤を使用する
▽適度に水分を取る
▽薬を変更・調整する―など原因に応じた対処法が求められます。
ここでは簡単に自分でできる「唾液腺マッサージ」を紹介します。
①4本の指を頬にあて、上の奥歯のあたりを後ろから前へ向かって、
円を描くように10回刺激します。
②親指をあごの骨の内側の柔らかい部分に当て、
耳の下から顎の下まで5カ所を順番に左右10回ずつ押し当て刺激します。
③両手の親指をそろえて、顎の真下から突き上げるように、
10回ゆっくりぐ~っと押し刺激します。